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秋風(あきかぜ)は、日本海軍の駆逐艦。一等駆逐艦峯風型の9番艦である〔#艦艇類別等級表(昭和12年6月1日)p.3『艦艇類別等級表|驅逐艦|一等|峯風型|峯風、澤風、沖風、島風、灘風、矢風、羽風、汐風、秋風、夕風、太刀風、帆風、野風、波風、沼風』〕。艦名は立秋に秋の気配を感じさせる風を意味する。 == 艦歴 == 「秋風」は1919年(大正8年)5月24日、峯風型姉妹艦や樅型駆逐艦と共に命名された〔#達大正8年5月(2)p.8『達第九十五號 軍備補充費ヲ以テ大正八年度ニ於テ建造ニ着手スヘキ一等驅逐艦五隻二等驅逐艦五隻及特務船二隻ニ左ノ通命名ス|大正八年五月二十四日 海軍大臣加藤友三郎|一等驅逐艦五隻 汐風(シホカゼ) 秋風(アキカゼ) 夕風(ユフカゼ) 太刀風(タチカゼ) 帆風(ホカゼ)|二等驅逐艦五隻 菊(キク) 葵(アフヒ) 萩(ハギ) 薄(ススキ) 藤(フヂ)|特務船二隻 佐多(サタ) 野間(ノマ)』〕。同日附で一等駆逐艦に類別〔#達大正8年5月(2)p.8『達第九十六號 艦艇類別等級表中驅逐艦一等ノ欄「羽風」ノ次ニ「、汐風、秋風、夕風、太刀風、帆風」ヲ、同二等ノ欄「梅」ノ次ニ「、菊、葵、萩、薄、藤」ヲ加フ|大正八年五月二十四日 海軍大臣加藤友三郎』〕。三菱長崎造船所で建造。竣工後、横須賀鎮守府籍に編入。 日中戦争(支那事変)に際して、1938年(昭和13年)以降は華中の沿岸作戦に参加。1940年(昭和15年)、峯風型4隻(羽風、秋風、太刀風、夕風)による第34駆逐隊新編にともない、「秋風」は舞鶴鎮守府に転籍した。同年11月15日より空母「鳳翔、龍驤」と共に第一航空艦隊・第三航空戦隊(司令官角田覚治少将)を編制する〔#第34駆逐隊支那事変第9回功績p.2『自昭和十五年十一月十五日至昭和十六年四月九日|第一艦隊第三航空戦隊ニ属シ教育訓練竝ニ沿岸防備ニ従事對支那事變内地待機』〕。 4月10日、「夕風」は第34駆逐隊から除籍、34駆は3隻(羽風、秋風、太刀風)となった〔#内令昭和16年4月(3)p.37『内令第三百六十二號 驅逐隊編制中左ノ通改定セラル|昭和十六年四月十日 海軍大臣及川古志郎|第三十四驅逐隊ノ項中「、夕風」ヲ削ル』〕。同日附で第34駆逐隊は空母「赤城、加賀」と第一航空戦隊(司令官南雲忠一中将)を編制した〔#第34駆逐隊支那事変第9回功績p.2『自昭和十六年四月十日至昭和十六年四月三十日|第一航空艦隊第一航空戦隊ニ属シ教育訓練竝ニ沿岸防備ニ従事對支那事變内地待機』〕。 5月1日、第34駆逐隊は第二遣支艦隊に編入され、しばらく中国方面で活動した〔#第34駆逐隊支那事変第9回功績pp.2-3『自昭和十六年五月一日至昭和十六年五月三十一日|第二遣支艦隊ニ附属シ南支沿海ニ行動シ南支沿岸ノ警備支那船舶ノ交通遮断宣言地區ニ於ケル第三國船舶ノ交通遮断敵軍事施設ノ破壊沿岸要地ノ急襲作戦資料ノ調査ニ従事シ併セテ要局即應ノ順準備ニ任ズ』〕。 9月15日、第34駆逐隊は第十一航空艦隊(司令長官塚原二四三中将)に編入された〔#第34駆逐隊支那事変第10回功績p.2『一六-九-一五|役務変更第十一航空艦隊ニ編入』〕。第十一航空艦隊は南方作戦で重要な役割を担っており、「秋風」も司令部や基地要員の移動のため南方へむかった〔#第34駆逐隊支那事変第10回功績p.3『秋風|勤労乙|16-9-15 16-11-30|第十一航空艦隊ニ属シ教育訓練竝ニ沿岸防備ニ従事對支那事變内地待機/勤労丙|16-10-18 16-11-30|高雄方面ニ進出シ第十一航空艦隊司令部基地移動及飛行機隊ノ教育訓練ニ協力シツツ十一月五日南方部隊航空部隊ニ編入セラレ大東亜戦争作戦準備ニ任ズ』〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋風 (駆逐艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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